黒と白のコントラストが映える、艶やかな光沢を湛えたちりめん…


そこに染め成されたのは、驚くほどに細やかなお柄のアソート。


その上、家紋も入れられておらず、一度ご着用された程度の【極美品】
滅多に出会うことのない希少モチーフの【人間国宝】作品ですので、ぜひこの機会にごゆっくりとご覧下さい。


お着物ファン垂涎、伊勢型紙の人間国宝、重要無形文化財保持者の【中村勇二郎】さん。
伊勢型紙（いせかたがみ）とは、着物などの生地を一定の柄や紋様に染織するために使われ、伊勢で製作されている型紙を指します。


1955年には工芸技術としての「伊勢型紙」が重要無形文化財に指定。
1993年には、伊勢型紙技術保存会が【重要無形文化財・伊勢型紙】の保持団体となり、また1983年には【伝統的工芸品】の指定も受けている、日本を代表する美術工芸品となっています。


私が伺ったところによりますと、中村勇二郎さんは、１ｃｍ四方の型紙に約２００個のドットを描けるとの事。
神の領域に達するかのような腕をお持ちだそうです。


丹精を込めて製作された細やかな型染めに、美しい【草木染】によって染め成された最高級のちりめん。


江戸三役の‟鮫”をはじめ、大小霰(あられ)やエレガントな‟唐花文”。さらに吉祥文様の‟青海波”や桜の花びらなど…
見惚れるほどに細やかなモチーフが、数え切れないほどあしらわれています。


こちらのお着物と相性が宜しい帯は、フォーマルな袋帯からお洒落袋帯。また名物裂や有職文様などの名古屋帯。


ご結婚式やお茶会、卒業式や入学式、七五三やお宮参りのお付き添い、さらには観劇やコンサート・お食事会など、特別にオシャレをしたいお出掛けの際にも最適な《最高級の江戸小紋》です。


人間国宝【中村勇二郎】さんが、丹精を込めて製作された究極の逸品。
ただ身丈は１５３ｃｍ・裄は６３ｃｍという小さいサイズ感だったため、今回は特別にお安いお値付けとさせて頂ました。


ぜひこの出会いを大切に、お客様の一生の思い出に残るようなとっておきのお着物として末永くご愛用下さい。

　　　　　～鎌倉ふわり～


【寸法】

身丈　１５３ｃｍ　 前幅　２２.５ｃｍ　 後幅　２８.５ｃｍ　
裄　　　６３ｃｍ　 袖丈　４７.５ｃｍ


【素材・状態】

正絹
一度ご着用された程度の、大変きれいなお品です。

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